17世紀フランスの哲学者であり、物理学者、思想家、数学者、キリスト教神学者、発明家、実業家と多才な顔を持つ、「人間は考える葦である」でも有名なブレーズ・パスカルの言葉です。
人生、思い通りに進むばかりではありません。心が折れそうなことがあってもネガティブな気持ちを引きずらず、「こんなときもある」と客観的に事態を捉えることが必要です。例えば仕事でミスをしても、次は同じミスをしないように気を付けよう!と気持ちを切り替える。後ろ向きな気持ちのままでは注意散漫になり、ミスを重ねてしまいかねません。また、適度に休むことも大切です。いったんその場から離れて頭と体を休めれば、全体を冷静に見渡すこともできるでしょう。
そして、いつ来るかもしれない「ひき汐」に対する準備だけは怠らないようにしたいものです。それは「日々の頑張り」に他なりません。普段から自負できるくらい努力していれば、一時は落ち込んだとしても、「こんなことでくじけない」と思えるはず。努力こそがひき汐に流されず、押しとどまる力になるのです。それでもつらく苦しい状況が続くようであれば、無理をせず誰かを頼ることも視野に入れておきましょう。